膠原病(リウマチ 等)

ひとくちに「膠原病」と言っても、その病症は多岐にわたり、この呼び方は非常にざっくりとしています。なぜなら膠原病に含まれる疾患は実に17もあるのです。それぞれ症状も多岐にわたりますが、膠原病とその関連疾患の多くは厚生労働省によって特定疾患「難病」の指定とされています。

「自己免疫疾患」とは?

「自己免疫疾患」とは本来身体のなかの異物を認識・排除するための役割を持つ免疫系が、自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰反応をして攻撃をすることで症状を起こす疾患の総称です。

(1)全身にわたり影響が及ぶ「全身性自己免疫疾患」

(2)特定の臓器だけが影響を受ける「臓器得意的自己免疫疾患」

の2種類にわけられます。「関節リウマチ」「全身性エリテマトーデス」などは膠原病の代表的なもので全身性自己免疫疾患です。また、「リウマチ」も細かくは様々な疾患があります。

治療について

膠原病は多岐にわたるので内訳は専門に譲るとして、「リウマチ・リウマチに近い膠原病」についてお話しします。 

ともに、症状が変幻に出ます。出ると消失しにくく、追いかけの治療になりますが、症状が出ても早い内の治療で関節の変形は止まります。また、免疫療法で次から次に出て来る症状が治ってきます。 


初期の時、筋肉病があったり、節々が痛かったり、朝起きた時、手足のこわばりがあり、強く握れなくなります。そのうち、関節ごとに発赤して腫れてきます。それが時間差をおいて、反対側に出るようになります。この頃になって初めてリウマチの疑いが出て、血液検査ということになるのです。 


私見ですが、似ているが同じように粘膜が乾くがリウマチより膠原病の方が顕著で口が乾いて咳が出るのも、膠原病の方が激しいように思われます。 


また、症状の出現も、リウマチは両側性が強いように思えますが、膠原病の場合、両側に出ても、左は親指、右は小指です。それも関節ではなく、指1本、腕1本というように。リウマチは左右両側に多発しますが、膠原病は少し広い範囲で血液が滞って発赤するだけでなく、血液を止められて真白くなって腫脹します。千差万別、変幻自在ではないが、とにかく悩まされます。 


腫脹(リウマチ)は治らないと言われていますが、「井穴刺絡(指先から瘀血を抜く)」の治療をしていた人は、次から次と続発する症状が止まり、治癒していきます。

用語解説

「井穴刺胳(せいけつしらく)」

東洋医学の治療の中に「瀉血法(しゃけつ)」があります。これは少量の出血をさせることで治療効果を上げるものです。捻挫やムチウチ症、痛めた関節などの患部を直接出血させる方法や、脳卒中や胃痛などそれらの関係経絡の胸腹部のツボから瀉血(しゃけつ)する方法もあります。

 

井穴刺胳はそのひとつです。爪の角のはえぎわに経絡の終始点である「井穴(せいけつ)」というツボを刺激、瘀血を瀉血することで遠隔地の症状を改善することができるものです。井穴刺胳は「副交感神経」「運動神経」「自律神経」「感覚神経」「アレルギー」など様々なものの治療に効果があります。(注:効果には個人差があります。禁忌:虚弱体質、重度の貧血や血友病など血の止まりにくい方)


「瘀血(おけつ)」

わたしたちの心身の健康はきれいで、さらさらとした血液がイキイキと全身に流れていることで保たれています。「瘀血」とはその血液が汚れている、ドロドロとして固まりやすくなり滞っている状態(鬱血や血行障害)のことです。(瘀とは停滞の意味)また「悪血」と表記される場合もあります。「汚れた血」そのものをさすのではなく、血液の流れが悪くなり、それによって起こる不定愁訴や疾病をさします。